伊達泰宗氏紹介

伊達 泰宗 (だて やすむね)氏

伊達家三十四世 仙台伊達家十八代当主
昭和34年(1959年)東京都生まれ
宮城教育大学修了

現職

伊達家伯記念會会長

仙台藩志会総裁

仙台藩作法宗家

(公財)瑞鳳殿顧問資料館名誉館長

(公財)東北放送文化事業団理事

(一社)伊達家鳳文会総裁

仙台商工会議所顧問

(学)聖ウルスラ学院名誉顧問 他

著書

伊達家の秘話-独眼竜一族の知られざる素顔-(PHP研究所) 他

監修

NHK大河ドラマ 独眼竜政宗
伊達家史叢談-復刻-

※名前の文字「泰」は、正しくは https://jigen.net/kanji/146686 です。

黒漆五枚胴具足 伊達政宗所用

黒漆五枚胴具足 伊達政宗所用イメージ

■概要

形質:鉄製漆塗
大きさ:胸高37.6cm、鉢高13.5cm
年代:桃山時代(16世紀)
使われた戦い:人取橋の戦い、ほか。

■特徴

黒漆塗りの鉄でできた当世具足です。金の三日月の前立てをつけた六十二間の筋兜。
5枚の鉄板を蝶番で繋いだ胴で、肩上も同じ構造でできています。草摺は九間六段下がり。
鞐や鵐目など部品は赤銅が用いられました。

基本となる五枚胴具足は、伊達政宗が鎌倉雪ノ下の甲冑師である名珍を招き製作したものと伝えられており、
その後、仙台藩伊達家当主および家臣の具足として受け継がれたため「仙台胴」と呼ばれました。
シンプルながら頑強な造りで、鉄砲が使用され始めた時代に対応した鎧になっています。
重要文化財。伊達家寄贈文化財。