伊達の食文化の継承

「少しも料理心なきはつたなき心なり」

政宗公は料理への造詣が深いことでも知られ、政宗公の言動を書き記した『政宗公御名語集』には、

「少しも料理心なきはつたなき心なり」-少しも料理の心得がない人は貧しい心の持ち主だ-(意訳)という言葉を残し、 朝夕には閑所と呼ばれる小部屋で一刻を過ごし、献立づくりを行っていたと記されています。

日本料理は料理のみを提供するのではなく、器、しつらえをも楽しむものであり、日本独自の精神性と美学を根幹に、料理から盛り付け、配膳や空間までをも美しく整え、お客さまをお迎えするものである。

それは、おもてなしの文化そのものであり、家光公を招いたおりに自ら献立を考え、配膳したという政宗公のあり方こそがその本質を物語っている。

日本料理の心を伝える
五感で楽しむ弦月庵のおもてなし。

五感で楽しむ弦月庵のおもてなしイメージ 五感で楽しむ弦月庵のおもてなしイメージ2

百十余年の歴史をもつ伊達家の邸宅として
仙台市の有形文化財にも指定されている旧伊達伯爵邸 鍾景閣。
現在は、伊達家の食文化を継承する食事処として、食通たちに愛されている。

本来、日本料理は料理のみを提供するのではなく、器、しつらえをも楽しむものであり、
日本独自の精神性と美学を根幹に、料理から盛り付け、
配膳や空間までをも美しく整え、お客さまをお迎えするものである。

それは、おもてなしの文化そのものであり、
家光公を招いたおりに自ら献立を考え、
配膳したという政宗公のあり方こそがその本質を物語っている。

鍾景閣では趣ある仙台箪笥に会席料理を納めた箪笥料理やお食事膳を提供しているが、
いずれも宮城の恵みをいただくという謙虚な心で食材に向かい、
旬の食材がもつ繊細な味を大切に調理し、心を込めて盛り付け、配膳する。
加えて、器や空間のしつらえ、日本庭園など、
五感で楽しむことのできるおもてなしこそが鍾景閣のこだわりといえる。

-鍾景閣の料理や高品質なサービスを仕出し料理でお届けできないだろうか-

すなわち、料理はもちろん、器、空間、スタッフの立ち振舞に至るまで高いレベルのおもてなしを求められるということです。

-すべてのお客様が納得し満足していただけるサービスの提供-
-従来の仕出し料理にはない価値の高いサービス-
-仙台に伝わる食文化の伝統を深く理解し表現すること-
-美しく無駄のないスタッフの立ち振舞-