仙台で弁当・仕出し・法要、祝い料理を提供する味の金魂
仙台で弁当・仕出し・法要、祝い料理を提供する味の金魂
いつも、お読み頂きありがとうございます。
ブログ担当スタッフの一人、成ヶ澤と申します。
第2作目「震災ドラマ」
5年前の今日、3月11日 14時46分 あの東日本大震災が発生しました。
黙祷・・・
あの日私は、県図書館のレストランで料理長と談笑していました。
突然、体が宙に舞い厨房のドア枠にしがみついたまま、
何分も振り回されたことを覚えています。
一時的に収まったとき、ホール係のおばさんがお客さんの安否を
心配していたことが印象的でした。
揚げ油が床にまき散らかり、調理器具が舞った厨房は、悲惨でしたが、
そこは料理長にまかせ、気になった本部に戻ろうと車に乗り込み
道路に出ようとした時、信号が機能していないことにびっくりしました。
日本人の譲り合いの精神で何とか、本部にたどり着くと、事務所は
水浸しでした。2階のペットショップの水槽が割れて
こぼれた水とのことでした。
その後、連絡のつかない家族の安否が気になりながら何時間も掛けて
帰路につきました。
車中のラジオのニュースで沿岸の津波の様子が流れ、愕然としました。
やっとの思いで家にたどり着きましたが、長男が東京からの帰省バスで
仙台で下車してから交通機関が麻痺して動けない帰宅難民になり、
車で探しに行き、やっとの思いで再会し、帰宅しました。
その夜、ローソクに火を灯し、我が家の震災ドラマが始まりました・・・。